ブログを引っ越しました→http://blog.livedoor.jp/kk5656/ 約10年の社会人生活に別れを告げて、アメリカ オハイオ州の大学院でTESOLを勉強しながら、TAとして日本語を教えています。
Monday, September 7, 2015
異文化の話
この前、ちょっとした縁あってお会いした元国会議員で元国連職員、という人にアドバイスいただいたこと。
アメリカにいるうちに「あれ?」と思ったことは全部書き残しておいたほうがいいよ。
たしかにそうだなーと思う。
異文化のギャップって初めは新鮮だけど、人間は良くも悪くもすぐに慣れてしまう生き物だから、そのうち「あれ?」って思わなくなっちゃうんだよね。
というわけで、異文化だな〜と思ったことを書いておこうと思いまーす。
お金にまつわる話。
数ヶ月前からアメリカ人の13歳の男の子(ミドルスクール)に日本語を教える家庭教師をしています。
家庭教師は2週間に1回だけだから、その都度お金をいただくシステム。
「あれ?」と思ったことが2つ。
1。お金は現金そのままで渡されます。ドル札が裸のままで。
日本だったらポチ袋みたいなものに入れて、なるべくお金を裸では渡さないような気がして、ちょっと「あれ?」と思いました。
2。お金の受け渡しは子供の目の前で行う。
これもちょっと驚いたんだよなー。なんだか日本だったらお金の話ってなるべく子供には見せないような気がする。
3。さらに、今となっては日本語を勉強してるその男の子が 家庭教師が終わった後に現金を払ってくれます。
子供から直接お金をいただくことに初めはちょっとだけ抵抗があったなー。今は有難く頂戴していますが。
しかも面白いのが、お金を冷蔵庫から出してくる。笑。
なんで冷蔵庫に入ってるの??って聞いたら、「安全だから」って。
たしかに冷蔵庫に現金が入ってるとは思わないわ。
そんなわけで、お金にまつわる異文化の話でした。
Friday, June 19, 2015
WUSTL再び!
ブログをお引越ししました!
35歳でサラリー(ウー)マンやめてアメリカに来てみたらhttp://blog.livedoor.jp/kk5656/
もう二度と来ることはないんだろうなぁ。。。
1年前にそう思って旅立ったミズーリ州セントルイスのワシントン大学。
なんと1年後のいま、またこの場所に戻ってきてしまったー。
もう、相変わらずなんて素敵なキャンパス♡
ここのユーロピアン?な建物の雰囲気、好きなんだよなー。
さてなんで戻ってきたかと言うと。
ALLEXの夏の日本語教師養成プログラムのTeaching Fellowとしてインターンシップをさせていただくことになったから。
いくつかのクラスのティーチングを担当させていただいて、全般的なアシスタントをするような仕事内容。
去年、ここでプログラムに参加していた時は、まさか自分がこういう立場で戻ってくることになるなんて全然考えていなかったから、なんかすごく不思議な感じ。
今日は初日のオリエンテーション。
内容はアメリカや大学での生活全般について、そしてプログラムについて。
先生方のお話を聞いて、文字通り初心に戻って身が引き締まりましたーーー!
ここしばらく、日本語を教えるという点についてはスランプが続いていたけど
自分にできること、目の前のことをきちんとこなして、
少しでも貢献できるようにがんばろうと思う。
それにしても、みんな英語が上手!流暢!
そして自己紹介も面白くて芸達者!
みんな、個性豊かで、これからの約2ヶ月が楽しみ。
どんなデモティーチングをするんだろうなあ〜。
それにひきかえ、私は英語もいまいちだし、自己紹介で気の利いたことも言えないし、、、
なーんてちょっとヘコむけど、気を取り直して自分らしくやっていこう。
この素晴らしい機会を与えてくださった皆様に感謝感謝です!
少しでもお役に立って貢献できますように。
Monday, June 15, 2015
二つの祖国
最近読んですごく面白かった本。
二つの祖国(山崎豊子)
(あらすじ)
アメリカに生まれ、アメリカ人として育てられた日系二世たち。しかし日米開戦は彼らに残酷極まりない問いを突きつけた。日本人として生きるのか、アメリカ人として生きるべきか?ロサンゼルスの邦字新聞『加州新報』の記者天羽賢治とその家族の運命を通し、戦争の嵐によって身を二つに切り裂かれながらも、愛と祖国を探し求めた日系人たちの悲劇を浮き彫りにする感動の大河巨編!(Amazonから抜粋)
フィクションとはいえ、著者がものすごく詳細に取材をして書いたものらしくほとんどが歴史的事実らしい。
太平洋戦争のあの時代のことについて、自分が知らなかったことが次々と明らかになって、本当に衝撃を受けた。
アメリカで生まれ育った列記としたアメリカ人なのに、日系人だというだけで劣悪な環境の収容所暮らしを余儀なくされていたこと。
日本がアメリカからどんな風に追い込まれて行って戦争という道を選んだのか。
真珠湾攻撃が事前通告なしの攻撃となってしまった背景。
日系二世が語学兵として活躍していたこと。
戦場で投降を呼びかけるために、日本語、英語それぞれのビラが撒かれていたこと。そしてそれは郷愁をさそうような内容だったこと。
戦後、いわゆる戦犯たちがどのように裁かれていったのか。
たった70年前に、アメリカ、いま私が住んでいるこのアメリカと祖国の日本の間に起こった出来事だというのがなんだか信じられない。
祖国とは、アイデンティティとは何か。
主人公の結末はあまりにも切なくて苦しくて重たくてつらい。
アメリカにいる時にこの本に出会うことができてよかった!と心から思った本です。
ちょうど自分が生まれた頃に書かれた古い本だけど、これからも若い人たちに読み継がれて行って欲しい本です。
山崎豊子さんの本は他にもぜひ読みたい!
次は大地の子、かな。
Saturday, June 13, 2015
大好きなことでお金を稼いで、独立をする方法
このブログを更新するのは久しぶりです、、、
うーん、ブログを始めるときはいつも「毎日書いたるー!」と気合十分で始めるんだけどなあ、、、
なかなか簡単には続けられない性分です。
そんな中、今日読んだ本をきっかけにもう一度このブログを書き始めようと思い立ちましたー!
その本というのは
中村あやえもんさんの
大好きなことでお金を稼いで、独立をする方法
アメリカに来てちょうど1年が経って、
1年後の卒業後の進路をそろそろ真剣に考えなきゃいけないなあと、、、
アメリカに来る前からぼんやりと考えていたのはスモールビジネスで独立したいなあということ。
ひとつの場所に縛られなくて、どこにいたってできて、お金も時間も自由になるような、そんな形でスモールビジネスができたらなあ。
そんな風に思って関連本をいろいろ検索していたら出会ったのがこの本。
しかもKindre版で99円だったから(笑)
これは買いでしょう!と思って早速購入。
著者が言っている独立へのプロセスは大まかに言うとこんな感じ。
1.自分が好きなことをすることによって出る”ゴミ”を発見する
2.そのゴミ(著者の意味するゴミは自分にとっては不要なもの。タダであげてもまったく惜しくないもの)を人や場に分かち合う
3.そのゴミに価値を見つけて喜んでくれる人がファンになる
4.自然とお金が稼げるシステムが出来上がる
たしかに一理あるなーと思って、まずは分かち合うことから始めてみることにしました。
<自分が好きなこと>
勉強
英語
調べること
海外旅行
海外生活
海外ドラマ
このへんの好きなことが高じて、今はこうしてアメリカまではるばるやってきて生活してるわけだし。
これってもしかすると自分が思っている以上に価値がある、、、かもしれない。
だからその自分のことについてブログで書くことは私にとってのゴミだから、そこから始めようとおもったわけです。
日本で出会ったある研修会社の先生が言っていたように、大切なことは
「不連続の連続」
途中で中断しちゃうことがあっても、また始めればいいじゃん!
という精神でまた続けていこうとおもいまーす
自分にとってのゴミの垂れ流し。
(うーん、こういうとなんか印象悪いけど。笑)
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