Thursday, July 3, 2014

教師になるということ

ブログをお引越ししました!
35歳でサラリー(ウー)マンやめてアメリカに来てみたらhttp://blog.livedoor.jp/kk5656/




あっという間に2週目が終わっちゃったなー。

ブログも書こう書こうと思いつつ、6月1日に日本を発ってから既に1ヶ月以上経過。

いかんいかん!

母にも「日記つけときなさい」って言われたし、ちゃんと記録しよう。


写真は今通っているWashington University in St. Louisのキャンパス。
ALLEXという奨学金プログラムの一環で、日本語教師になるための集中講座(7週間)に参加してます。

緑が多くてすごく素敵なキャンパス。
今のところとても気に入ってます!


ですが、今日は実は凹んでます。

なぜかというと、Demo2のPrepがうまくいかなかったから。。。

※Demo•••実際の学生相手に日本語を教えるデモレッスンのこと
※Prep•••デモ本番の前に先生方と同期たちの前でリハーサル的なことを行うこと

自分ではけっこうよく出来たと思って自信あったんだけどなー

でも、いざ前に立って説明始めたら、練習不足が露呈したー

生徒役の発音間違いにも気づけないし、自分がレッスンプランがしっかり頭に入ってなくて、たどたどしい説明になったり。。。

自分がよかれと思って、レッスンプランに盛り込む内容を少なくしたんだけど、それも指摘されてしまったし。


N先生もいらしたから、いいところ見せたかったんだけどなー

とにかく自分がうまくできなかったことが悔しい!!!


今日、先生の話を聞いて気づかされたこと

それは私たちは教師になるんだということ。

今は、自分が学生の立場で学生として成果を出すのに精一杯になっていて、教師として生徒のことを考える、という視点がぜんぜん欠けていたことに気づかされた。

それは例えば、今日のデモPrepのレッスンプランを作るにあたって。
対象がChineseの学生たちだから私たちと同じで他の勉強に忙しいだろうから、予習ができないだろうと想定した。
そして、自分がデモをうまくやるには、生徒にあまり多くを求めないほうがうまくいくだろうと考えた。
そして簡単な内容だけにとどめた。
つまりは、自分がうまくやることばっかり考えてたんだよね。

でも先生には、もっとExpectationを高くしたら?と言われたんだよね、、、

「予習ができないだろうから、簡単な内容にする。」だと、生徒のポテンシャルをはじめから狭めてしまうことになる。
ここまで求めてるんだよ!って高いExpectationを教師が示したら、生徒はそれに刺激されてすごくがんばるかもしれない。
そうしたら、最終的には生徒のためになる。

教師としての視点、自分には全然なかったなー。
これからしっかり意識して行こうとおもう。

教師としての視点でもうひとつ心に刺さったこと。

それは、デモで1番はじめにあてる学生を、クラスで一番よくできる学生にしようと考えていたこと。
これも、自分がデモをうまくやることだけを考えて、生徒のことを考えていなかったら生じてしまったこと。。。

1番はじめにあてられない学生は、自分は先生に期待されてないんだ、と思うだろうし、悪ければ「ひいき」と受け取られかねない。
1番はじめにあてられちゃう学生も、それはプレッシャーだし、大変。
1番はじめだと先生の期待通りの答えができなくて直されたりして、1番できる生徒だから1番にあててるのに、本人はいつも間違えているような感覚に陥っちゃったり、、、

教師は公平性が大事。

こんなこと、全然考えてなかったな。。。と、反省しました。

明日からアメリカ独立記念日で3連休。
いい機会だから、教師になるということをちゃんと考えようと思う。
そして来週火曜のデモ本番に向けて、猛練習する!!!!!!!

なんとなく、今考えてみると、2週目の終わりにふさわしい日だったなと思う。
いろいろ気づかせてくださった先生方に感謝。

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